Aichi brand

電気機械器具

株式会社河合電器製作所

ISO9001、 14001 UKCAマーキング、UL、CE

工業用電気ヒーターの開発など熱のソリューションで未来を創る

人材も製品もユニークさが強み。明るく風通しの良い社風が独創性の高い製品につながっている

「共創」の原点は社内コミュニケーション

河合電器では社員同士のつながりを大切にしているため社内イベントを多く実施。年1回開催されるオフサイトミーティング(社員勉強会)では、希望者は遠方に出かけ、役職や部署に関係なく多くの人と交流を深める。社員数も最良なコミュニケーションが取れる範囲内を意識している。

社員の“熱量”がつくり上げる独自性の高いヒーター

 電気ハンダゴテの製造会社として1929年に創業した河合電器製作所。現在は、工業用電気ヒーターの開発・設計・製造に加え、熱技術全般に関するコンサルティングサービスを提供する〝熱〟のスペシャリスト集団だ。
 製品は顧客のオーダーに合わせて1点ずつつくり出されるため、型にはまらない柔軟な対応力と発想力が求められる。そのためか〝世の中にない独自性のある製品〟を生み出したいという気概が社内にあふれている。
 中でも技術部門は部署間の垣根を取り払い、営業と技術(開発・設計)が1つのチームとなって案件に取り組む。独自に築き上げた先端技術「ヒート・シミュレーション・パッケージ(HSP)」を用い、手計算では求められない複雑な熱移動も忠実にシミュレートし可視化。人が予測できないような熱移動にも的確な対策や設計を行い、半導体、医療機器、工業設備などに活かされている。

全国でも珍しい制度を導入

入社後5年間は、全員が一人暮らしを経験する「一人暮らし制度」を導入。社会人としての自身の自立を促すもので、住宅補助も5年間支給されるのでありがたい。自立して生活したい人は必見!

自由な発想が生まれやすい風土と環境

 「製造業をもっとおもしろくしよう!」をスローガンに掲げる河合電器。社内にはそれを体現するかのような環境が揃っている。中でもユニークなのが、東郷工場の敷地内にある「KARUTA」という施設だ。「お客様と一緒に、遊ぶようにものづくりを楽しめる場所を」との思いで建設されたそうだが、屋内には新進アーティストの作品が飾られ、ゆらゆらと炎が揺れる暖炉を囲んで談笑できるスペース、社員食堂を兼ねた広いラウンジなどがある。
 そして、ものづくりを主とする会社らしく、研究開発室、共創工房、ラボも備わっているが、どれも〝製作所の工場〟という概念を覆すデザイン・仕様になっている。向き合うのではなく、肩を並べて同じ方向を見ていこうという同社の熱い想いが詰まった空間だ。他にも食育、一人暮らしの推奨、読書会などの施策や新入社員教育も手厚く行っており、どの施策も人としての成長を促すものであり、人材を大切にしている同社ならではのものと言える。個性あふれるアイデアを創造する力を強みとする会社の根底には、こういった企業努力もあるのだ。

フラットな登用で人材育成

社内プロジェクトが立ちあがる際には、各部署から様々な人材が招集される。もちろん年齢や経験は関係ないので若手社員も大活躍している。裁量の幅が広いので、若いうちから役立つスキルが身につく。

社員から好評の社食

社員食堂では日替わりで無添加のメニューを提供。砂糖は一切使わず甘酒を代用するなど調味料にもこだわりが。これは食育の一環であり人材育成、仕事にも活かせることができればという想いがある。まるでカフェのような食堂は、ランチミーティングや他部署との交流、自作弁当を楽しむなど、思い思いに活用されている。

Message

矜持をもち、かっこよく、ユニークさを大切に“Omoshiroi会社”であろうと全員で走ってきました。
この輪を他社にも広げ、次世代の子どもたちの見本となるべく活動を推進しています。
社会には可能性が溢れており、未来は明るいことを伝えています。

代表取締役
佐久 真一

工場内の事務所はリノベーションされ、
広々として快適


Company Profile

株式会社河合電器製作所
本社/名古屋市天白区中平1-803
電話/052-807-1031
代表取締役/佐久 真一
設立/1929年
従業員数/149人(2024年1月計)
売上高/23億3,245万円(2022年12月期)
国内拠点数/5ヶ所
URL/https://www.kawaidenki.co.jp/
インターンシップあり
働きやすさアピール/新卒・中途・社食・車・住宅・産/育・文系・研修
主な海外取引先

経営理念 優しさと温もりと共に「新しい熱」を創造します