Aichi brand

輸送用機械器具

久野金属工業株式会社

ISO 9001、14001

誤差±1/100ミリ以内複雑高精度プレスの技術力

金属加工メーカーとして、複雑・高精度プレス加工の製品開発から量産までを一貫対応している

他社には真似できない強み

創業当時から、技術力を支える優秀な人材育成を最重要視し、様々な能力開発や教育・研修などを積極的に展開。スキルアップへの意欲向上につながる技術認定をはじめ、自己啓発・相互啓発の場となるサークル活動など、社員が前向きに技術研鑽や生産性向上に励める風土づくりに注力している。

高性能に進化し続ける自動車部品に対応

 複雑・高精度なプレス加工を強みに、製品の開発段階から携わり、試作、金型設計・製作、プレス、溶接、機械加工、組立、洗浄、表面処理までの一貫体制を構築。プレス加工メーカーにとって、ノウハウの塊である金型部門の強化を図るため、最新鋭の設備をいち早く導入し、ほしいものが市場にない場合は自社で開発するのが同社のスタンスだ。創業から培ってきた金型技術と設備力を活かし、金型の9割以上を内製化することで、独自仕様の高機能な金型づくりを実現。誤差±1/100ミリ以内というプレス加工の技術を誇る。
 量産部門では、設備会社と共同開発した「1200トンサーボプレス」を筆頭に、130台にも及ぶプレスを保有。自社で開発したロボットをプレスや溶接機と組み合わせて自動化、合理化を進めながら、高品質な生産体制を築いている。1981年に建設した有松工場では、自動倉庫と自動搬送車による物流の合理化と、ロボットによる生産の合理化を推進。その経験を活かしつつ、さらに付加価値を高めて1997年に完成した常滑工場では、効率的な生産システムと自由度の高い生産ラインにより、複雑で高精度なプレス加工や溶組加工を実現している。

ICTを活用して経営基盤をさらに強化

 金型技術や自社開発の設備に磨きをかけ、次世代自動車用部品など先進の製品づくりへの対応力を高めるとともに、DX活用に向けた開発にも力を注ぐ。2016年には、クラウド環境を導入し、社内だけでなくお客様や仕入先との繋がりも強化。営業情報のクラウド化や書類作成の半自動化により、顧客からの情報が正確・迅速に展開できるようになった。
 今後、AIが人間以上の創造性を発揮するような未来が訪れても、IT化された環境で熟練した技をふるう同社の社員であれば、柔軟に対応できると自負している。

D X 推進の取り組み

自社サーバー、IoT、クラウドを併用し、生産管理、品質管理、EDI仕入先管理、自動倉庫管理に至るまで、専用のシステム群を導入。モバイル端末を活用した生産工程の改善に加え、職人の勘やコツの仕組み化など、熟練技の自動化にも取り組む。クラウドサービスをベースとしたシステム「IoT GO」を全社的に活用することで、生産ラインのモニタリングや省エネルギーに配慮した設備の制御などを実現。生産性の向上だけでなく、CO2排出削減にも取り組んできた企業姿勢が高く評価され、ASOCIOアワードを受賞した。

Message

創業から70年以上にわたり、たゆまぬ努力で革新的な自動化と合理化を実現してきました。技術力を高めるため、独自の技術認定制度を設けています。真面目にコツコツと取り組む社員が多く、技術に対する熱意やチャレンジ精神がある人ほど活躍できる会社です。一人ひとりの高いスキルだけではなく、協調性やコミュニケーション能力など、社員の和の精神が会社全体の技術力を支えています。
今よりもさらに、お客様の期待に応えられるよう、未来永劫、安定して発展し続ける企業を目指し、これからも邁進いたします。

代表取締役社長
久野 忠博

常滑東工場には、フットサルコートを完備


Company Profile

久野金属工業株式会社
本社/常滑市久米字池田174
電話/0569-43-8801
代表取締役社長/久野 忠博
設立/1950年
従業員数/293人(2023年8月計)
売上高/123億8,438万円(2023年8月期)
国内拠点数/4ヶ所
URL/https://www.kunokin.com/
インターンシップあり
働きやすさアピール/新卒・中途・社食・車・住宅・産/育・文系・研修

経営理念 技を鍛え、和を育み、夢を実現する