Aichi brand

生産用機械器具

三友工業株式会社

ISO9001、14001

ゴム射出成形機は国内シェアトップ 新カテゴリーにも進出中

人間の感覚に近いAI搭載の画像検査装置。同社のものづくり精神が、業界に一石を投じるハイレベルな製品を生んだ

他社には真似できない強み

顧客のオーダーに対して、幅広い産業機械の開発~設計~製作、さらに据付までワンストップで請け負える〝総合エンジニアリング企業〟であるのが、同社の強み。特にゴム射出成形機分野は国内シェアトップだが、高い評価に甘えず、新技術の導入、新カテゴリーの進出準備に余念がない。

自動車パーツ製造の自動化も

 自動車に欠かせないシール材やラジエーターホース、そして快適性や安全性など心臓部に関わる防震ゴム。同社が注力してきたのは、こうしたゴムパーツを製造できる射出成形機の開発・設計・製造だ。据付まで一貫しつつも、さらに取り組んだのが成形機運用前後の材料の処理。人の手を煩わせるプロセスをこなし、オンラインにも対応する成形機をいち早くリリースし、自動化も実現。顧客満足度を大きく満たし、国内のゴム射出成形機事業を牽引する存在となっている。
 飽くなき挑戦は終わらない。魚の自動切身機「スーパーイタサン」、プラントの換気・排気の騒音を軽減する「通りゃんせ」、小型非常用自家発電装置「キュートパワー」。〝一歩先を行く〟体制で、顧客の困りごとを解決し事業を拡大する。結果、類まれともいえる異業界へのアプローチ能力を鍛えてきた。

卓越した技術が生んだ、AI画像検査装置

 現在では成形機・自動化・産機システム・エネルギーの各事業部が、同社の4本柱。景気動向にも順応できる、柔軟なものづくり体制を樹立している。
 なかでも近年、時流を見極めて創り上げたのがAI画像検査装置だ。通常の画像検査機が判別しにくい、ジャッジ基準があいまいな製品やパーツに対して、より人の感覚に近いレベルで検査ができる。PP素材などを使った透明なシール部分の微妙な重なりや、果実のわずかな色味の違いなどは、その一例。さらには、不良をビジュアル化して従事者に伝達する優れものだ。
 こうしたあらゆる産業機械の開発体制を可能にしている背景には、社員に脈々と流れるチャレンジ精神がある。同装置についても早くから研究機関と連携し、これまで蓄えた自社技術をもって独自システム開発に挑んできた。これによって、ソフトウェアも含むハイクオリティな製品開発が実現したのだ。
 今後も新たなマーケットを開拓しながら、ゴムにとどまらない着眼点を模索する同社。「ものづくりを支えるものづくり」で、着実に社会に貢献していく。

SDGs の取り組み

ゴム射出成形機においてSDGsのテーマとなったのは、電力量の削減と省時間、そして不良品を可能な限り少なくする試み。特に金型は、設定温度まで温めてから使用する必要があるが、従来の成形機では排熱量が多くなる傾向にあった。それを解決したのは、金型の設置スペースにカバーを取り付けるというもの。一見するとシンプルな取り組みのように見えるが、これによって熱が保たれ製品ができるまでの時間も短縮。さらに、画像検査装置を組み込むことでロスを確実に減らすことに成功している。

Message

ものづくりの会社として70年歩んできた当社の原動力は、社員のポテンシャルを存分に発揮できる職場づくり。私自身も足しげく現場に通い、声を聞くようにしています。今後は100年企業をめざして人材育成に注力していきたいですね。

代表取締役社長
花木 諭一

主力であるゴム射出成形機は多彩なパーツを生み出す

三友工業ができる地域貢献

自社ではハイレベルなものづくりを志す傍ら、他者を利する精神も忘れない。従業員の献血参加のほか、自社所有の三友会館ホールなどの市民利用も積極的だ。


Company Profile

三友工業株式会社
本社/小牧市舟津1360
電話/0568-72-3169
代表取締役社長/花木 諭一
設立/1954年
従業員数/243人(2023年12月計)
売上高/56億9,000万円(2022年12月期)
国内拠点数/9ヶ所
海外拠点数/5ヶ所
URL/http://www.sanyu-group.com/industry/
インターンシップあり
働きやすさアピール/新卒・中途・社食・車・産/育・文系・研修
主な海外取引先

経営理念 お客様が胸を轟かせる製品・サービスを提供し続ける