Aichi brand

飲料・たばこ・飼料

株式会社角谷文治郎商店

ISO22000 有機JAS、JONA、ECCERT

三州三河みりんの老舗蔵元 米一升、みりん一升にこだわる

和食のほか、フランス料理、スイーツ、ベーカリーと、用途が広がる三州三河みりん。有機栽培の原料にこだわる有機三州味醂、みりんに青梅を漬けこんだ梅酒はまろやかな味わい

自然を守り、和食、みりん文化を次世代へ

 醸造アルコールや糖類などの副原料を使わず、一升の米から一升のみりんだけ造る「米一升、みりん一升」という伝統製法にこだわる角谷文治郎商店。もち米、米こうじ、本格焼酎のみが原料の「三州三河みりん」、「有機三州味醂」は海外からも支持を得る。
 同社は醸造、和食文化を広めることにも積極的だ。2 0 2 1 年、三重県の複合商業リゾート施設「VISON」に、みりん蔵「美醂VIRINdeISE」をオープン。仕込み蔵を備えるほか、VISON内の飲食店でもみりんを使ったソフトクリームなどを味わえ、国内、訪日客に向けて魅力を発信する。
 2 0 1 9 年、倉庫機能を持つ「北の蔵」を新設。キッチンスタジオも併設され、料理研究家を招いての講座も実施。次世代を見据えた活動を続ける。

SDGs の取り組み

次世代に田園、緑を守る趣旨の絵画展「田んぼと水 子ども絵画展」に10年以上協賛を続ける。企業賞の「お米がうまいで賞」の受賞作は角谷氏自らが選定。国産米の魅力を伝えている

VISONにある、みりん蔵「美醂 VIRIN de ISE」の店内。仕込み蔵もありガラス越しに製造の様子を見学できる

TOPICS

角谷文治郎商店のみりんは、近年、特に海外において需要増が続き、「お米のリキュール」として認知を広げている。こうしたみりんの魅力、和食文化を後世に伝えることも企業使命との思いから、2019年に新築した本社工場にある北の蔵にはキッチンスタジオを併設。コロナ禍が落ち着きを見せ始めて以降、料理研究家を招き、みりんを使った料理教室を実施するなど、みりんのファンを増やすための活動にも今後、力を注いでいく。

Message

500年前、甘いお酒として醸造されたのがみりん。三州三河みりんは自社蔵で仕込んだ焼酎、自社精米したもち米で長期醸造して米の美味しさを最大限引き出したもの。お正月に健康を祈り飲む、おとそとしても親しまれています。

代表取締役社長
角谷 利夫


Company Profile

株式会社角谷文治郎商店
本社/碧南市西浜町6-3
電話/0566-41-0748
代表取締役/角谷 利夫
設立/1910年
従業員数/21人(東京・VISON含む)(2024年2月計)
売上高/非公開
国内拠点数/3ヶ所
URL/https://mikawamirin.jp/
働きやすさアピール/新卒・中途・車・住宅・産/育・文系・研修
主な海外取引先

企業理念 伝統製法を守り、お米の美味しさを最大限引き出した高品質の製品を
製造・販売することを通じて、お客様の健康と喜び、食の楽しさに
貢献する。